長男が小学生だった頃、自主練を続けられるように我が家で取り組んでいたことについて、お話しします。
野球は好きでも自主練があまり好きじゃない息子
今年の春から中学生にあがった息子は、昔から「自主練」というものにあまり意欲的ではない子でした。
試合やチーム練習などONの場面では誰よりも頑張る熱い男なのに、自宅での自主練のようにOFFの場面になると「あの時のひたむきな野球少年はどこへやら」という感じで……
OFFの彼を知らない人たちからは「そういって実はやってるんでしょ~」なんて言われたりもしました(笑)
頑張って欲しいけど自主性を大事にしたい……
ON/OFFがハッキリしているのは決して悪いことではないけど、やっぱりチーム練習だけでは補えない部分も多く、特に調子が悪いときには「もう少し自主練頑張ったらいいのになぁ」と思っていた父でした。
「やるのは子供、長い目で見て自主性を育てたい」という思いと、
「なんでもっと頑張らないの?」という思いが、
行ったり来たり。
そんな中、少しでも楽しく、なるべく自主的に自主練ができるように促すことはできないかな?と、試行錯誤しながら取り組んでいたことをご紹介します。
小学生が自主練を続けられるようになるコツ
- ゲーム感覚で楽しめるように工夫する
- ルーティン化する
- 押し付けるのではなく促す
- 自主練が結果につながったときに必ず褒める
1.ゲーム感覚で楽しめるように工夫する
息子は数字がとても大好きなので「これを何回やったら何ポイント」といった感じで、一ヶ月のオリジナルの練習表を作っていました。
そこで貯めたポイントは、お小遣いに変わったり、ゲーム時間を増やすことに使ったり、フォートナイトの課金(笑)やバッティンググローブなどの野球道具に変わったりもしました。
まとめて使うもよし、小分けに使うもよし、といった具合で使い方は本人の自由にすることで、計画性をもって取り組むことにもつながっていたような気がします。
2.ルーティン化する
練習表を作っても最初のうちはなかなか習慣にできず、声掛けも大変でしたが、ある程度続けていくうちに「毎日やるのが当たり前」になり、自主練も苦なくこなせるようになっていきました。
「ルーティン化してしまえばこっちのもん」と言っていた知り合いがいましたが、まさにそのとおりで、そこにいくまでは根気強く声掛けやサポートをしてあげるといいのかなと思います。
3.押し付けるのではなく促す
自主練に限らず、子供への声掛けは本当に大切だなと感じます。
その場面ごとにベストな声掛けは違うので一概にはいえませんが、私が意識しているのは「押し付けず尊重しながら前向きに取り組めるような声掛け」です。
例えば……息子はピッチャーだったので「次の試合のスタメン誰だろうね?あのチームにめっちゃ打てる子いたよね!〇〇なら抑えれそう?」などといった会話をして、試合に向けて準備する過程を一緒に楽しんでいました。
4.自主練が結果につながったときに必ず褒める
子供が自主練を続けられない一番の理由は「練習=上達する」とリンクしないからではないかと思います。
大人は、努力が結果に結びついた経験が少なからずあるため分かるのですが、子どもはそんな経験をほとんどしていないはず。
なので、自主練が結果につながったときには、どんなに小さなことでも見つけてあげて、たくさん褒めるようにしています。
終わりに
いかがでしたか?
春から中学生にあがった息子は、自ら志願して硬式野球チームに入団しました。正直いうと、いまだにあまり積極的に自主練をする方ではないのですが(笑)息子のペースで成長しながら、野球を楽しんでくれたらいいなと感じる日々です。
コメント