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【少年野球】「素振りは数じゃない!」週間メニューにオススメの素振り7選

練習

野球の自主練といったら「素振り」が真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

バットさえあれば取り組むことができる素振りは、気軽にはじめやすい王道メニューですが……

ただやみくもに数を振って満足していませんか?

どんなメニューにもいえることですが、そのメニューで得られる効果や意識するポイントなどをきちんと理解して取り組まなければ、せっかくの練習もあまり効果がない可能性があります。

本日は、効果が異なる7種類の素振りをご紹介します。漠然とした素振りよりも、意識すべきポイントをしぼった方が、効率的な練習になるはずです。

また、一週間日替わりで取り組むとマンネリ化することがなく、三日坊主の方や小学生などの自主練にもピッタリです。ぜひ取り入れてみて下さいね。

効果が異なる素振り7選

1.ウォーキング素振り

■効果

体重移動の感覚をつかみ下半身主導のフォームを身につける

■やり方

・前足をピッチャー側に一歩踏み込む
・後ろ足をお尻側にクロスさせる
・再び前足を一歩踏み込みながらスイング

これを繰り返しながら進んでいきます。

■意識するポイント

・前足を踏み出した際に体重も前に移動しないように&前足の膝やつま先が開かないように注意
・後ろ足をクロスさせたときに体重が後方に残っていることを確認
・フルスイングせず一歩一歩ゆっくり進みながら各所で体重が乗っているポイントを意識する

2.片手素振り

■効果

引き手側の腕と押し手側の腕をどのようにして使うべきか理解する

■やり方

・引き手側(前腕)と押し手側(後ろ腕)それぞれ片方ずつでスイングする

※重すぎるor長すぎるバットは手首のケガにつながるリスクがあるため避けましょう。

■意識するポイント

・それぞれの腕の軌道や力の伝え方を確認しながらスイングする
・引き手側はミートポイントまでバットを走らせるバットコントロールを意識
・押し手側はバットにボールが当たってから押し出すためのフォロースルーを意識

3.股割り素振り

■効果

下半身を使って体重移動しながらスイングする感覚をつかむ

■やり方

・普段の構えから低姿勢になる
・前足に体重を乗せる
・後ろ足に体重を移動する
・再び前足に体重を移動しながらスイングする

※全ての過程で低姿勢をキープし体重移動は水平に行う

前→後ろ→前とリズムよくスイングするイメージです。

■意識するポイント

・前→後ろ→前の各ポイントで体重の移動を感じながらスイングする
・腕だけでスイングしないように下半身もしっかりと使う

4.逆手素振り

■効果

手首をこねないスイングを身につける

■やり方

・グリップを握る手を上下逆にしてスイングする

■意識するポイント

・前の肩が開かないように気をつける
・グリップが前に出てこないように気をつける
・体の近くからバットを出す意識を持つ

5.座り素振り

■効果

上半身よりも力を使う割合が多い下半身を使わないことでヘッドをうまく走らせてスイングする感覚をつかむ

■やり方

・椅子や台などに座ってスイングする(公園にあるようなベンチくらいの高さのもの)

■意識するポイント

・上体がブレないように注意する
・ベースの上でヘッドを走らせるようなイメージを持つ
・バットをセンター方向に投げるようにスイングする
・軌道を確認しながらスイングする

6.スロー素振り

■効果

バッティングフォームの細部まで確認し必要に応じて修正する

■やり方

・通常の素振りをスローで行う

■意識するポイント

・トップからインパクト&インパクトからフォロースルーまで、軌道やミートポイントや体の各部分の角度などを確認する
・各ポイントの改善点や意識する点を頭と体に染み込ませる

7.逆打ち素振り

■効果

スイングの偏りをなくし体幹を使ってスイングする感覚をつかむ

■やり方

・右バッターなら左打ちで、左バッターなら右打ちでスイングする

■意識するポイント

・本来の打ち方と同じようなスイングを意識し左右差をなくす
・体幹を使ってスイングする感覚をもつ

まとめ

いかがでしたか?

オーソドックスな素振りも決して悪いわけではないですが、こうしてポイントを絞った素振りを行うことで、より効果的な練習ができるかと思います。

本数などの決まりはありません。
ただ振るだけではなく自分の課題点を改善できるように、本数だけにこだわらない素振りを心がけてみて下さいね。

素振りだけではなく、ボールを打ってトレーニングしたいという場合には、トレーニングボールがオススメです。

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