2022年4月10日、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が28年ぶり史上16人目の完全試合を達成しました。
そして、
2022年シーズンは6月20日時点で、ソフトバンク東浜投手、DeNA今永投手、オリックス山本投手がノーヒットノーランを達成しました。
シーズン中に一度でもあればすごい偉業なのですが、今シーズン、既に4回も偉業が達成されたということで、普段プロ野球を観ていない人たちからも注目が集まっています。
そこで今回は、『ノーヒットノーラン』と『完全試合』の違いを説明します。
「ノーヒットノーラン」と「完全試合」の違い
「完全試合」と「ノーヒットノーラン」。
達成されるとテレビなどでも大きく取り上げられるので、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ですが、何が違うのかご存知でしょうか。
ノーヒットノーラン とは
ノーヒットノーランの「ラン」とは、野球用語で得点のことを言います。
ベースを一巡してホームまで走りきると得点になることに由来しています。
スコアボードの表示も「R」になっています。
つまり、ノーヒットノーランは直訳すると無安打無得点。
ピッチャーが相手チームにヒットも得点も許さずに勝つことを意味します。
完全試合 とは
一方、完全試合とは、無安打無得点 かつ 走者も出さずに勝つことを言います。
フォアボールやデッドボール、エラーなどでランナーを出してしまうと完全試合ではなくなります。
だから、完全試合の方が達成するのが難しいのです。
佐々木朗希投手が28年ぶり日本プロ野球史上16人目ということからも、完全試合が如何に難しいのかがうかがい知れます。
おわりに
なお、どちらの場合も勝つことが前提なので、0対0で引き分けの場合は参考記録扱いになります。
やはり投手の活躍には、味方打者の援護が不可欠ということですね。
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